【グリッシーニ】仏ナポレオンも愛食した伊おつまみパン!
Grissini~グリッシーニ~
主産国/イタリア
≪パン言葉≫
≪グリッシーニの特徴≫
細長い棒のようなスタイル、カリっとした食感と適度な塩味。イタリア料理店では食前のおつまみとしてテーブルにサービスされているのを目にします。そのままで美味しく、チーズやバジルなど風味の幅広いアレンジも楽しめます。他、生ハムを撒いたり、オリーブオイルをつけて食べるのもポピュラー。前菜やスープの添えパンにも頻繁に登場します。
イタリアのピエモンテ州トリノが発祥地。誕生説話の舞台はトリノの貴族サヴォイア家。病気がちなアメデオ2世の体を気遣った母親が、宮廷医に体質強化策を相談したところ、ならば食生活を改善しましょう、という宮廷医のアドバイスのもと、パン職人が消化の良いパンとして発案したのがはじまりだったとか。
病弱体質改善パンからスタートするも、近隣国、さらには世界で人気モノになった、グリッシーニ。フランスでは、Petits baton de Turin(小さなトリノの棒)と呼ばれて親しまれ、ナポレオンも愛食していたとも。ほとんど水分がないので日持ちするパンとして重宝します。
≪パンキャラ≫
リラックスや元気波動を整える準備屋さん!
≪グリッシーニからのメッセージ≫
わたしは、食卓に座った皆さんが、メインのお料理を味わう前に、気分やお腹をお楽しみモードに整える準備屋です。ワインを片手に、わたしをポキっと折って、口に運んでもらえれば、惜しみなく、リラックスやワクワクの欠片を贈ります。それは、皆さんのおしゃべりだったり、笑顔だったり、ゆったりした表情だったり、で返してもらえていると自負しております。元気波動をアップや、気力回復のお手伝いができれば嬉しいな、と思うのです。もちろん、メインを食さない場合には、おつまみ部隊として隣でお付き合いいたしますから、その点はご安心を。
そう、準備屋であることは誇りです。準備なくして何も成し遂げられませんから。
その準備の一歩として厄介だったりするのがヤル気ではないでしょうか。やりたいことや、やる必要があること、また、乗り越える必要がある局面に立った時、ヤル気が出なかったり、何からすればいいのか、途方に暮れる時、ありませんか?そういう時、「さぁ、やるぞ!」と意気込んだり、「やればできる」と精神論で体当たりしようとしても、成果が出にくいものです。
ヤル気を促すためには、まず体を動かして、脳を活性化する、という準備が大切だったりしますね。よく歩いている時に良いアイデアを思いついたり、忙しく家事をこなしている時、別件もちゃっちゃと片付けてしまえたり、ということ、あると思います。体を動かしている時の方が、ヤル気が出てくるという現象です。体を動かすと血流が良くなって、脳に酸素やエネルギーが循環しますから。
ヤル気を持ち上げる準備運動は、何でもよいので動きはじめる。そこが動けないんだよー、って言葉が聞こえてきそうですね。わたしもしかり(^^ゞ 食卓での準備屋グリッシーニは、リラックスを誘うだけではなく、皆さんのヤル気も応援していますよ。何しろ、虚弱体質改善食としてスタートしたパンですから。
パン言葉とは?
パン言葉、パンキャラは個々のパンの特徴から、筆者の主観により導きだした表現です。
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