デュ・パン・エ・デジデの「PAIN DES AMIS(パン・デ・ザミ )」スライスにてこずるが旨い!

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パリの人気ブーランジェリーの日本上陸は、昔ほど珍しいニュースでなくなったものの、パン好きならば、やっぱり一度は行かねば、食べねば、の心境になります。

2016年秋、青山リチュエル内に常設店を出した『Du Pain et Des Idées(デュ・パン・エ・デジデ)』。クリストフ・ヴァスール氏がパリ10区に2002年にオープンした人気ブーランジェリーの日本1号店です。高い品質の有機材料にこだわって作られるパンに定評があって、メディアでは、世界中からファンを呼び寄せてやまないお店、と報じています。

PAIN DES AMIS(パン・デ・ザミ® )

「アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ」や「Passage 53」など、著名な有名レストランに提供されている、お店の看板パンである「PAIN DES AMIS(パン・デ・ザミ® )」。何はさておき、これだけは、是非、食べてみたいな、と思っていました。AMISは仏語で友達。「友達のパン」って何て微笑ましい名前なのでしょう。

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パン切り包丁がしなります!皮(クラスト)は厚めで、やっとこさ刃を入れてスライスし始めると、皮が生きている(活きている)ように飛び散って、パンくずが顔にささってくるほど。こんなかたい皮に守られているパンは、とても長持ちしそう。

PAIN DES AMIS(パン・デ・ザミ® )はじわじわゆっくりと発酵させてから焼き上げる長時間発酵が特徴とのこと。見た目、チョコレートが混ざってるのかと思うほどの濃い焼き色で、豊かな香りこの上ないという感じです。石床式のオーブンで焼かれることで、独特の風味が創り上げられるのだとか。

皮は、カリっというか、ガリっとに近い噛みごここちだけれど、密度が半端なく、たくさん噛んで味わないと勿体ない感があります。中身(クラフト)は、もちっりびよーんでしっとり。タルティーヌの土台にはぴったりです。個人的には豚のリエットとか、クルミのペーストとか塗って食べたいなぁ、と。

パン・デ・ザミ® 490円(1cut)
これだけで490円?と一瞬思うかもしれませんが、1スライスの食べごたえからすると、妥当な価格と思われます。

クリストフ氏が手掛けるヴィエノワズリ(甘いリッチパン)は、日本では「リチュエル」として販売されています。クロワッサンとか、様々な種類のエスカルゴなどのデニッシュ系ですね。

「デュ・パン・エ・デジデ」は、「リチュエル」店内に常設されています。
「リチュエル」が販売するヴィエノワズリと、「デュ・パン・エ・デジデ」が販売する、食事系パンを同時に購入できて、イートインも楽しめるしくみです。

最初、どこで買うの?とか思って、ちょっと戸惑いますが、ひとつのフロアに同系列の2店舗が並列していて、レジも一緒にできる、という感じです。

リチュエル」の詳細はこちら>>」
pain de mie (パン・ド・ミ)と、タンドレス ア ラ ポムも買ってみました。
「リチュエル」のパンの記事はこちらから。