梅酒を仕込むーちょっと先のおたのしみは、日々の支える術でもあり。
ちょっと先のおたのしみを仕込む。この行為は、たいしたことがないようで、エネルギーの欠片になりうる十分な思いが潜んでいる気がします。
よって、今年も梅酒を仕込むことに。
[まずは、水に浸してアク抜き!]
これを怠ると、苦みが出てしまうのよね。一番最初に作った時にこの工程をすっとばしたら、エグい梅酒ができてしまって、何だかちょっとがっかりしたことを覚えています。失敗って学びだぁ~と、梅酒を仕込む時にいちいち思い出すことです。
[びんは熱湯消毒して、ちゃんとかわかす!]
水滴なんてついてようものなら、カビが発生して、モトノモクアミになってしまいますからね。
[ヘタを取ってエグ味を防止!]
ヘタがついたままだと、アク抜きしない時と同様、エグ味が出てしまうんですよねぇ。口当たりの良いマイルドテイストにするために、ココが肝心。
[とにかく水気を飛ばす!]
梅が、ものすごく気持ち良さそう!!新鮮な甘い香りを放って、漬けられるのを待ってくれているよう。
[あとはただ、ただ、待つ]
おいしくなるのは1年後くらいかしら。2年するともっと味わい深いかも。その頃、わたしはどうなっているのかな。というか、どうなっていたいかな、なんて。そんなことを考えたりしていると、梅酒と一緒においしくなっていたい、と思うのでした。
ちょっと先のおたのしみ。そんなことが、日常の支えのようなものになってくれるかもしれないなぁ、と思う本日。いろいろなんだかんだあったとしても、ちょっと先があるのであれば、歩いていける気がします。