【メロンパン】信じたイメージをカタチにするクリエーター!


Melon pain~メロンパン~

600melon01

≪パン言葉≫

創造のチカラ

≪メロンパンの特徴≫

パン生地を包む黄色いビスケット生地のドーム。各店こだわりのアレンジ多々あれど、主流はやっぱり黄色い表面と格子の切り込みスタイルがしっくりくるかしら。目にするだけで甘い満足感を脳に呼び寄せ、風味に触れたなら疲れが和らぐ、なんて人も少なくないのではないでしょうか。

関西では多くサンライズと呼ばれていたりしますね。そう、日の出をモデルに考案されたのがはじまりといいますし。後、マスクメロンが世に出回るようになって、その筋柄をメロンに見立ててメロンパンと呼称されたと言われています。高級フルーツへの羨望もあったのでしょう。メロン風とされるフレーバーも微妙。本物のそれとは同じとは言えないけれど、メロンパンといえば脳はメロンをつれてくる。そう、メロンと思えばメロンなのです。イメージすればそれは本物。人間の想像力とその定着力の可能性を感じさせてくれる、スバラシイ国民的菓子パンです。


≪パンキャラ≫

メロンへの憧れをパンで再現!
信じたイメージをカタチにするクリエーター!

≪メロンパンからのメッセージ≫

「思いついたことはできる。思いつかないことはできない。これは避けがたく明白なことだ」パブロ・ピカソの言葉です。成功哲学の祖ナポレオン・ヒルは「思考は現実化する」という著作で有名ですね。イメージング力のパワーは、哲学、心理学、脳科学など、様々な側面から実証されていることは、多く伝えられてきています。

そう、わかっている、わかっているはずなのに、望むイメージを脳に定着させるというのは、そう簡単ではありませんね。どこか信用できない弱気なイメージの欠片も混ざってしまって、実は、そっちの方のイメージを育てていたりして。まぁ、願望成就がホイホイとはいかないのが現実という方が圧倒的でしょう。

そんな時こそ、わたくしメロンパンをイメージしてください。本物のメロンが入っているわけではなく(入っていても果汁がちょっとだけ)、風貌だってメロンかどうか怪しいところ。なのに、わたしはメロンのカタチをしたメロンパン。日本国民のほとんどの皆さんの脳がそのイメージを既に定着化させることに成功しています。もう、それは、梅干しを見て、よだれが出るレベルの条件反射みたいな強さを持って。

イメージを定着させるって、実は、カンタンなことかもしれません。だって、ほら、イソップの酸っぱいブドウのお話(※詳しくはmemoにて)みたいに、手に入らないものを諦めるために、言い訳を信じ込ませることもできちゃうくらいですから。できれば、諦めない方を現実にしたいですね。望む未来をメロンパンに重ねれば、脳に定着しやすくなるかもしれません。まずは、今日のおやつにでも。

思いついたことは、カタチになります。
望む未来があるならば、強く視覚化を繰り返し、その状況を感じましょう。メロンパンが誕生した時のように。

≪MEMO≫

※イソップのすっぱいブドウのお話
狐がすばらしくおいしそうなブドウを見つけ、取ろうとして手を伸ばしたり、飛び跳ねたりするけれど、ブドウの実は高い場所にあって届きません。何度跳んでみてもダメなので、狐は憤り、「どうせこのブドウは、すっぱくてまずいんだ。食べてやるものか」と言って、去って行く、というお話。手に入れたいのに頑張っても手に入れられないことに対し、それは自分には相応しくないものとして落着させるという内容です。心理学の世界では合理化とも言われます。

パン言葉とは?
パン言葉、パンキャラは個々のパンの特徴から、筆者の主観により導きだした表現です。
>>詳細へ