明るい嘘をつかされてしまった、とナンをチギる。☆

namastekathmandu_nan

カレー屋さんのナン。運ばれてくると、たいがいその大きさに驚くことになりますが、本日ももれなく。カレー足りるかしら?くらいの大きさです。

「星の王子様」の第一章に登場する、“ぞうを飲み込んだうわばみ”にそっくり。ちぎったら、ナターシャが出てきて人生相談なんかしてくれたらおもしろいのに、と、食べる前からすざましい妄想をかきたてられるほど、立派な大きさでした。

吉祥寺ナマステカトマンスのチキンカレー。
最初甘めで後から辛いタイプです。
辛さは、寒い日の燃料になりますね。
しっかり、カラダ、あたたまりました~。
「冬。鍋もいいけどカレーもね」ってことです。

ところで、それよりも。。。
私、このお店、はじめて入ったのです、いや確実に。なのに、です。
お店に入るやいなや、インドのお母さんがパンチのある笑顔で「ナマステ!」と出迎えてくれたまではいいのですが、その後、しっかり私と目を合わせて、「久しぶりね」とあいさつしてきたのです。もう、絶対、間違いないって感じで。

なので、私も思わず「えぇ」とか、口から出ちゃって、結果、嘘をつくことになってしまいました。

これは、何というか、NLPで学んだミルトン言語をはるかに超えた、取り込みメソッドだな、と。

ナンをちぎり、カレーをつけてを食べながら、刑事が取り調べ室で容疑者に「おまえがやったんだな」と攻め寄って、思わず「はいやりました」って言ってしまう、あの情けないシーンが頭に過り、脳内でニヤリとしてしまった私です。

嘘つかれたのではなく、嘘つかされちゃったんだなぁ、と。

あっ、でも、これは、非難でも批判でもありませんよ。
だって、こんな明るい嘘ってステキだもの。
お店のナンが美味しいし(カレーよりナンの美味しさが記憶にあるんです)、また行きたいお店です☆