【ドーナツ】堂々と子供に返る甘いスイッチ!


Donut~ドーナツ~

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≪パン言葉≫

純真・無邪気

≪ドーナツの特徴≫

ドウ(dough=生地)とナッツ(nut=木の実)でドーナッツ。このネーミング、ドーナツの原型とされるオリークックというオランダの揚げ菓子にクルミがあしらってあったことに由来しているのだとか。ドーナツ大国アメリカは何と後発なんですね。イギリスの清教徒がオランダ経由で新大陸へ渡った時にその作り方が伝授されたようです。リング型、ねじり型、フィリング入り、やわらか、かためなど、いろいろあるけれど、砂糖をまぶした甘い揚げパンは、脳と体に栄養を与えるし、手でつかんでそのままかじるというスタイルが公然と推奨されている気がして楽しい気分になりますね。堂々と子供になる魔法をかけてくれているような。これからどんな大人になろうかな、なんて考えたりできるくらいに。


≪パンキャラ≫

手づかみもかぶりつきも公認!
堂々と子供に返る甘いスイッチボタン!

≪ドーナツからのメッセージ≫

みなさんは小さい頃、どんな大人になりたかったでしょうか。憧れていたイメージのままの大人になっているならステキですね。でも、多くの場合、生活のためのお金を得る必要から、今いる場所や環境のルールを守ることが優先されて、心躍る何かを諦めて日々を過ごしているのが多くの大人の実情かもしれません。

社会の風にあたればあたるほど、責任が増せば増すほどに、世の中のルール守備と仕事の成果アップにエネルギーと時間が費やされる傾向になったりしますしね。そうなると、経済的には不自由のない生活をしているけれど、どこか満たされない、という思いがふくらんできたりも。そして、それを満たすために、実はそんなに欲しくない物を買ったり、食したり、ひたすら寝たりという行為を繰り返し、そしてやっぱり満たされなくてため息をついてしまったり。

そんな時は、わたくしドーナツをどうかひとつ。手やテーブルが汚れたりすることはおかまいなしに、一気にかぶりついて口の回りを砂糖だらけにしている自分を呼び起こししてみてください。きっと子供の頃のあなたを引っ張り出してみせますから。。

仕事を持つ前、受験勉強に向き合うもっと前、自分が心から楽しいと思えたこと、ものは何でしたか?TVの前でアニメのヒーローになっていたり、アイドルを夢見てダンスをしながら歌っていたり、サッカーや野球に打ち込んでいたり、絵本を描いていたいたかもしれませんね。好きなことに夢中になっていた時、どんな気分でしたか?どんな高揚感でしたか?しばし、遠い純粋にすっぽり自分を重ねてみましょう。その時のエネルギーを感じて、そのままカラダにチャージしましょう。

本当に望んでいることを諦めたふりをして暮らしていると、何かが欠けている感がぬぐえないことが多いものです。心の奥に潜んでいるかつての望みの種を時々見つけて、心の外に取り出してみると、今、かつての憧れそのままのカタチでなくても、その欠片を味わえる考え方や物事が見つかる可能性があります。心の内にしまいこんでいた思いを外に出すと、その思いは今降り注ぐ太陽の光や雨風にさらされて、育っていくかもしれません。今身を置いている状況にも、純粋に、無邪気に楽しめる余地があることに気づくかもしれません。

遠い昔、心の奥にしまいこんでしまった、ワクワクの種を取り出しましょう。かつての望みに息を吹きかけ、今の望みに加えてみましょう。

パン言葉とは?
パン言葉、パンキャラは個々のパンの特徴から、筆者の主観により導きだした表現です。
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