Wa’s sandwich(ワズサンドウィッチ)。和風おかず卵と日本食パンの組みあわせは、コロッケパン並みにボリューミー。

wasandwicheggs01サンドウィッチの具でいつの時代も上位人気いの卵サンド。多くの人々から愛され続けている、その理由はといえば、やはり、ゆで卵をつぶしてマヨネーズで和えるだけのシンプルな味付けが、想像どおりであるという安心感が大きいんじゃないかな、と思います。期待を裏切らない安全パイ。おにぎりでいうところの鮭や梅、たらこのようなスタンダード。

でも、卵という具材は同じとしても、調理アレンジが違うと、同じ“卵サンド”といっても、ちょっと違ってきます。

Wa’s sandwich(ワズサンドウィッチ)は、「和」がコンセプト。
新宿のNewman2Fのエキナカで、ショウウィンドウに並ぶ和サンドたちを横目で眺めながら、なんとなく素通りしていたけれど、一度は食べてみたいな、と思ってはいたんですよね。

厚焼き玉子と煮卵のサンドウィッチ2種のセットを買ってみまして。

早速、食べてみました。

wasandwicheggsatsuyakiシンプルな食パンに挟まった、立派な厚焼き玉子。。。

この厚焼き玉子は、新宿「赤鬼和三盆」のもの。鹿児島・枕崎の鰹ぶしと北海道・利尻昆布の一番ダシにこだわって作られていて、食通たちに評判なのだとか。玉子自体が濃厚で味付けはちょっと甘め。しっかり固く焼いてあります。かじると歯型がつくくらい。

贅沢なだし巻き玉子。単品で十分おいしいはず。。

これ、マスタードを塗った食パンに挟んでたべると、、、、、、、、

一気に惣菜度が上がります!

というのが個人的な感想。

感覚的に、玉子サンドがコロッケサンドのボリュームとニュアンスに色を変えます。

美味しいです。玉子焼きが。
美味しいです。日本の食パンが。

でもなぁ、別々に食べてもいいかもなぁ、と、思うのは、昭和歴が長いからか。
いつもの卵サンドと違う、っていうことで、脳が驚いちゃうんですね、きっと。
想像を逸脱する卵サンドとの出会いをどこかで拒否ってるのかもしれません。

ただ、食通御用達の厚焼い玉子が、手づかみで食べられるとうカジュアルさは、なかなか斬新。
外国人の方に、大いに喜ばれそう。。。。

wasandwicheggsatsuyakiこちらは、煮卵サンド。

スタンダードに見えるけれど、マヨで和えらている具は鰹と昆布のあわせダシで煮た卵。

卵は粗くカットされ、白身が固くて食感を楽しめます。味付けはかなりしっかり。味が濃いんで飲み物は必須ですが、コーヒーよりお茶系がいいですね。和だから緑茶? いえいえ、鉄観音やプーアール茶など、中国茶とかちょっと鉄分っぽいお茶が合いそうです。

スタンダードな卵サンドが優しいサンドとすると、
煮卵サンドは強いサンド。

味の厚みがあるので、疲れている時のパワーチャージにいけそう。
朝食やランチではなく、おつまみとして、いいかもしれませんね。
ビール、ハイボール、梅酒や杏鮭、紹興酒などとおすすめ。

変化の苦手な大人は、フツーのやつで、とか思ってしまう人が多いかもしれませんが、
気分や体調、お酒のおともなど、状況によって、楽しめるかな、とも。

そして、何より、卵サンドの黄色は、見ていて明るい気持ちになります。

waeggsdishテーブルがパっと明るくなります。お皿に乗せると、また、それなりに引き立ちます。

特に、Wa’s sandwichは、具がたっぷりな分、多分に目を楽しませてくれますね。

眺めているだけで、金運があがりそう(^_^;)

Wa’s 和卵ミックス。セットで660円。具がボリューミーならばプライスもなかなか。

二つ食べれば、お腹いっぱいです。