<パン言葉>とは?


パンをイメージして、日々の気分をととのえる。
いつでも心から引き出せる、勇気づけのアイコンとして。

世界中のあらゆる種類のパンを目にし、手にし、口にすることができるようになった今、わたしたちはパン屋さんに行かずとも、すでに、様々なパンの風貌や香りを、簡単に思い浮かべることができたりします。そして、イメージするだけで、幸せな気分にもなったりすること、も。

そう、もはやパンには食べずとも豊かさのイメージを誘うパワーがある、と言えるのではないかしら、と思うのです。

そこで、これらパンが放つ豊かさのイメージを、日々の感情を整えるひとつの術にできないかな、と考えました。花言葉のようなおまじないとして日々の勇気づけになれば、おもしろいかな、と。

『パン言葉』。
パンの個性から引き出したメッセージを、日々の癒やし、勇気づけるためのアイコンとして、おもしろがるのはどうでしょう?というひとつの提案らしきものです。パンのメッセージで、心穏やかに、暮らし豊かに。案外、ココロザシ高いです。

聖書にある教えの一節にも、『人はパンのみに生くるにあらず』とあり、パン同様、ことばを生きる糧として、その重要性が説かれています(※)ことは、信仰者を超えて広く知られていますし。

パン言葉はオリジナルでもOK!

当ページで発信している「パン言葉」はパンの個性や特性から引き出すことを心がけておりますが、筆者の主観が多分に反映されています。時に、「そのパンはその言葉にはそぐわない!」と違和感を覚えることがあるかもしれません。その際にはぜひ、皆さまご自身の言葉を探ってみてください。ご自身のイメージで紡ぎだされた言葉に差し替えて、勇気づけのアイコンとしてお楽しみください

さて、今日は何のパンを心に、一日を過ごしましょう?
どの瞬間も心穏やかで、豊かな気分でありますように☆

徐々にパンの種類を増やしていきますので、お楽しみに☆


※参照
新約聖書マタイによる福音書『人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものであることばによって生きる』/旧約聖書申命記『人はパンだけでは生きず、人は主の口から出るすべてのことばによって生きることをあなたに知らせるためであった』より

※パン言葉カテゴリー執筆においての参照文献(出典)
パンの歴史/スティーヴン・L・カブラ著(河出書房新社)
エリック・カイザー60のレシピ/エリックカイザー著(毎日新聞社)
パンの基本大図鑑/エコール辻大阪監修(講談社)
パン「こつ」の科学/吉野精一著(柴田書店)
パンの文化史/舟田 詠子著(講談社学術文庫)
VIRONのバゲット/牛尾 則明(毎日コミュニケーションズ)
パン生地の事典―人気ブーランジェによる100種類の生地とパンへの展(旭屋出版MOOK)
パンラボ/池田浩明著(白夜書房)